にじのそら学園Possibility of Learning School

1.団体の概要(フェイスシート)

ふりがな にじのそらがくえんぽっしびりてぃおぶらーにんぐすくーる
名称 にじのそら学園Possibility of Learning School
所在地 〒2600813 住所千葉市中央区生実町1747-1
電話番号 05036993840
FAX番号
メールアドレス pls.manabi@gmail.com
HPアドレス https://www.pls2022.com
開設年 西暦2022年
ふりがな いっぱんしゃだんほうじんびこーだいばーしてぃあかでみあ
設置者・団体 一般社団法人ビコーダイバーシティアカデミア
設置者・団体の性格 一般・公益社団法人

2.活動等の状況

①受入の対象
受入対象年齢(学齢) 下限:なし 上限:なし
在籍できる上限年齢 上限:なし
備考 科目別授業では、小学1年生~中学3年生までの学習内容が学べます。
②受入の条件(ある場合に記載)
オンラインでの授業が中心となりますので、通信できる環境と端末をご準備いただくようお願いしております。
③運営形態(複数回答可)
通所型宿泊型訪問型その他
自由入力:オンライン
④子どもの学びや活動上の開所日数や時間
開所日数 週 5 日
曜日
備考
長期の休み 夏休み年末年始春休みその他
⑤1日の開所時間
開所 10時 00分~閉所 14時 45分
備考
⑥子どもの人数(2023年4月6日現在)
子どもの数
(年月日現在)
人数 特徴(あれば)
就学前 0人
小学生 4人
中学生 1人
学齢期超
15~17歳 0人
18~19歳 0人
20歳以上 0人
合計 5人
2022年度の年間入会(入学)者数 2人
年度の年間退会(卒業)者数 0人
⑦スタッフの概況
常勤 有給 0人
無給 3人
非常勤 有給 12人
無給 0人
ボランティア 有償(実費の支弁など) 0人
無償 0人
⑧ホームページ等で公開している情報
理念や特長入会案内・入会条件代表・責任者名、役員在籍している子どもの概況(人数・年齢等)スタッフの概況(人数・体制等)学びや活動のようす入会金・会費(授業料)・その他費用等団体・スクールの財務状況問い合わせ先や方法
⑨活動内容(複数回答式)
個別の対応や学び授業形式(講義形式)による学び社会体験(見学、職場体験など)自然体験(自然観察、農業体験など)調理体験(昼食づくりなど)芸術活動(音楽、美術、工芸など)スポーツ活動宿泊体験子どもたちによるミーティング学びの成果、演奏や作品などの発表会居場所提供相談・カウンセリングSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)受験勉強就労訓練保護者会、親の会その他特色ある活動

3.私たちの団体・スクールの理念、学び・活動の特長

Possibility of Learning School(通称:PLS)は、様々な事情で学校へ通えない子どもたちが安心して気軽に参加できるようオンライン学習を中心としたフリースクールです。オンラインだからこそお子様は自分のペースで参加でき、保護者の方も送迎のご負担なくご家庭で見守ることができます。教諭経験者を中心とした経験・知識豊富な講師陣が、勉強を教えることだけでなくお子様に寄り添った授業を行います。
また、ご家庭からのご要望に応じて、対面での授業も実施しております。お子様1人1人に合わせた授業内容をご提案させていただき、興味や特性に合わせた授業を実施いたします。
国語や算数(数学)等の科目別授業の他、英会話や体操・プログラミング等楽しく学びながら子どもたちの可能性を広げる特別授業などPLS独自のカリキュラムから参加したい授業を選べます。小中学校かかわらず、実学年以外の授業も選択できるので、苦手な科目は基礎から学べ、得意や好きなことを伸ばすことができます。また、お子様や保護者の方からお悩みをご相談いただける「相談」の時間も設けておりますので、ご入会後も安心してお任せいただけます。
PLSで、子どもたちが無限に持つ可能性を広げ、未来を生き抜く力を養い、羽ばたいてほしいと願っています。

4.おおむねこの3年間で、私たちが重点的に取り組んできた方針とその方針の背景にあった子どもの状況やニーズ、団体・スクールの状況等

PLSは2022年5月に開校し、お子様1人1人に寄り添った授業を実施することを方針としてまいりました。復学や、卒業後の受験を目指しているお子様には教科書をベースとした授業を実施し、勉強より楽しむことや発見を重視されるご家庭には、プログラミングや算数の要素を取り入れたごっこ遊び等、授業を通し学びのきっかけをつくれる授業を実施しております。

5.おおむねこの3年間で、学びや活動において、成果のあった特長的な取組事例

(重点的な取組方針に沿った事例を記述し、その取り組みについて該当する観点①~⑤を選択。加えて、それ以外の特長的な事例があれば、あわせて1~3事例まで記述可)

事例1:オンライン授業を通しての学習支援
観点①基礎的な学力の習得観点②体験的な学びや活動観点③個性や特徴、個別性に応じた学びや活動観点④子どもの協同的な学びや活動観点⑤その他

1.取組の概要

学校へは通っていないが、家庭で学習をしている小学生のお子様に新年度での復学・中学受験に向けてオンラインで学びを提供してほしいという親御様からのご要望もあり、月に10日ほど、英会話と国語や社会・算数等の科目別学習の授業を行いました。

2.子どもの習得・経験・成長のようす

もともと学力が高く勉強の得意なお子様で、教科書をベースとした授業を実施。お子様のペースや学びたい範囲に合わせた授業を行いました。英会話はみるみる上達し、PLSへの入会時よりも格段に英語を話すことができるようになりました。最初はあまり本を読まないとのことでしたが、国語や特別授業で物語を題材にした授業を実施したところ、本を読むようになってくださったようで最近読んだ本でオススメの本を紹介してくれるまでになりました。PLSで学習支援をさせていただき、新年度から復学される予定です。

3.スタッフの関わり方やコミット

講師が学習以外の雑談をしたり冗談を言って楽しく授業を実施することで徐々に距離が近づきました。クイズが好きなお子様には、講師がクイズを考えたりお子様にクイズを考えてもらい出題してもらうことでなんでも話しやすい雰囲気をつくりました。毎月講師全員での共有会を実施し、各担当の授業でのお子様の様子などを全体で共有し、PLS全体でお子様に関わり同じ意識をもって接するようにいたしました。また、ご家庭に授業終了後に講師がまとめる実施報告書を送付し、どんな授業を行ったかと授業中のお子様の様子がわかるようご報告させていただいておりました。

4.さらに充実・発展させるための改善点や方策など

復学をなさる為、当スクールは休会なさいますが、復学後でも相談や学習支援など、PLSでお力になれることはご要望があれば全力で向き合って実施していきたいと考えています。

5.付記事項

6.子どもの進路について

退会(卒業)の子どもの進路選択の特徴、進路先の具体例、OB・OGの活躍や特記すべき事例など
2022年5月に開校し、まだ退会・ご卒業されたお子様はいらっしゃいませんが、復学を目指す方、受験を目指す方、就職を目指す方など様々なお子様がいらっしゃいますので、1人1人の考えや状況に合わせた支援を行ってまいります。

7.子どもの学び・活動の向上、団体・組織の向上のために、私たちが取り組んでいること(研修・評価など)

子どもたちがもつ様々な可能性を広げられるよう、科目別授業以外もいろいろなことに挑戦できる場を設けていきたいと考えています。現在、特別授業は体操やキャリア教育、プログラミング、クイズ等を取り入れた授業を行っていますが、今後も理科の実験や音楽、eスポーツ等を導入予定です。また、社会科見学、課外授業も実施していく予定です。

8.私たちの団体・スクールの組織・運営について

・どのようなしくみがあるか  ・反映した成果の実例  ・今の課題は何か などの観点で記載

①子どもの意見を反映するしくみ、子どもが参加・参画するしくみ、その取組と成果について
授業内容は、基本的にお子様の意見や要望を聞きながら決めています。こんなことがしたい、学びたいという要望は積極的に受け入れ、可能な限り実施していきたいと考えております。また、私たちに直接言いにくいことがあればお子様から保護者の方にお伝えいただき、保護者の方と密に連携をとることでお子様の考えや要望を吸い上げやすい仕組みをつくっています。
②スタッフの意見を反映するしくみ、スタッフが参加・参画するしくみ、その取組と成果について
月に1回実施している事務局・講師との共有会も、講師からの提案があり開催するようになりました。共有会以外にも、授業の予約が入ったら講師とは密に連絡を取り合い、困っていることや必要なことはないか聞き、より良い授業を実施する為用意できることや実施できることはすぐに行うようにしています。例えば、オンライン授業で各作業を授業の中でしたいが何かいい方法がないか相談を受けた際には、オンラインツールの中のホワイトボード機能を使えるよう講師向けの手順書の作成・研修及びご家庭への手順書の作成・送付を行いました。授業の幅を広げ、お子様にもより授業をお楽しみいただけるよう工夫しながら実施しています。
③保護者・その他の関係者の意見を反映するしくみ、彼らが参加・参画するしくみ、その取組と成果について
保護者の方とは、スマホなどから授業を予約できるアプリのチャット機能やメール等で連絡を取らせていただいております。開校して間もない頃、保護者の方から連絡方法や授業の参加方法について、様々なご意見やご要望をいただきながら今のPLSができました。お子様を一番近くで感じ理解されている保護者の方のご意見・ご要望はできる限り受け入れ、実施させていただきたいと考えております。

9.安全面で実施・配慮していることについて

緊急時対応マニュアル安全管理マニュアルその他、実施していること

10.子どもやスタッフの人権を守るために実施・配慮していることについて

ハラスメント・虐待・いじめなどに関する宣言等
ハラスメント・虐待・いじめなどに関するスタッフ研修
ハラスメント・虐待・いじめなどに関する相談ができる体制や仕組み
その他、実施していること

11.学校・行政・地域・団体・NPO・企業等との連携について

①【学校・行政】どのような連携を行っているか、その成果、連携の課題や改善の方策などを記載
お子様の在籍校には、ご家庭でご入力いただいている学習報告書(どんな授業に参加したか、その感想)と、PLS講師が授業実施後に入力している実施報告書(どんな授業を実施したか、お子様の様子)を月に1度お送りしております。また、在籍校と連携することでPLSの授業への出席が在籍校での出席扱いとなるよう認定をいただいております。
②【地域・団体・NPO・企業等】どのような連携を行っているか、その成果、連携の課題や改善の方策などを記載
千葉市教育センターで実施されている『保護者の会』に参加させていただき、学校へ通っていないお子様がいらっしゃるご家庭の保護者の方に、学び場の選択肢の一つとして当スクールをご紹介させていただいております。
地域の方にもご参加いただける、参加無料の謎解きやeスポーツなどのイベントも不定期で開催しており、PLSの子どもたちもいろいろな方と交流できる機会をつくりたいと考えています。また、千葉県内のいくつかの企業様にご賛同いただき、社会見学や職場見学、課外授業に場所をお貸しいただけるようご承諾いただいております。

12.団体・スクールの理念を実現し、特長を活かし、学び・活動をより発展させるために、課題となっていることと改善のための今後の方針について

今後も様々な企業や団体と連携し、オンラインでも対面でも、子どもたちが新しいことにチャレンジでき楽しみながら未来を生き抜く力が身につけられるような場や授業を展開していきたいと考えています。