子ども・若者のセーフガーディングとは?

虐待、ネグレクト、危害、または搾取等から子どもを保護することです。これには、子どもの安全を確保し、危害から保護し、子どもに危害を加える可能性のある事件を防止し、対応するための措置と実践の実施が含まれます。これには、子どもの安全を促進するためのポリシーと手順の作成、スタッフとボランティアへのトレーニングと教育の提供、リスク評価の実施、虐待やネグレクトの報告への対応が含まれます。子どもの保護は、団体として重要な責任であり、子どもの福祉と権利を促進するために不可欠とCFNでは考えています。子どもの保護の最終的な目標は、その子がその子らしく成長できる、安全で支援的な環境を作ることです。

CFNとフリースクール等におけるセーフガーディング

フリースクール等の取り組みは社会的に意義のある、子どもの居場所/学び場です。その場所では、多様な背景を持った子どもたちがフリースクール等を利用しています。受け入れる子どもを限定していない、フリースクール等の取り組みは一方で事故のリスクも高いことを理解し運営をしなければいけません。しかしながら、法の狭間にあり、公的補助もないフリースクール等は経営は苦しく、一つのフリースクール等では手が回らない現状もありました。その現状をネットワークの取り組みをもって解決する一つの例として、フリースクール等におけるセーブガーディングの導入を検討してきました。

導入の検討について

導入の検討については「公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」さんに伴走支援をお願いいたしました。全6回の支援をいただきながら、CFNの有志メンバーにてフリースクール等におけるセーフガーディングの指針と、行動規範を作り上げました。

※参考資料(PDF)

CFNでの導入について

CFN2022年度総会にてネットワークでの導入が採決され、2023年度よりCFNにつながる団体全てがフリースクール等におけるセーフガーディングの導入を実施します。千葉県内のフリースクール等に通う子ども・若者の安全の確保をネットワークで高めていきます。