千葉県教育長へ要望書を提出しました。

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10月13日千葉県教育長へ要望書を提出しました。
 
県内の相談機関(フリースクール等を含め)を一元的に俯瞰できるリーフレットを作成を要望いたしました。
県内の支援状況を県教育委員会が捉えることで、その先の家庭への経済的な支援に進めたいと考えています!
当日は教育長、児童生徒課長、議連主要メンバー、CFNメンバーが集まり相互の協力のもと進めていきたいという事が確認されました。
 
~以下要望書~
令和2年10月13日
千葉県教育委員会
教育長 澤川 和宏 様
千葉県フリースクール等ネットワーク
代表 前北 海
不登校支援に関する要望書
 
千葉県の不登校の子どもへの日頃のご支援に心から感謝申し上げます。
当ネットワークは、千葉県内の不登校を支援する民間団体で構成された不登校支援組織です。その目的はすべての子どもの教育機会の確保を目指しています。
 平成28年12月に「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会確保等に関する法律(いわゆる教育機会確保法)」が交付され、平成29年3月には教育機会確保法に基づいた基本指針も策定されました。しかしながら、心身の休養が必要な不登校児童生徒に登校を促す風潮が未だ根強くあり、精神的に追い詰められ悩み苦しむ不登校親子が数多くいます。
不登校になったときに、本人、保護者はどうすれば良いのかわからず、不登校支援機関にたどり着くまでに大変多くの時間と労力を要しています。
そのことから、当ネットワークは下記のことを要望します。
 
1  不登校児童生徒及びその保護者を支援する関係機関や民間団体の情報を一元的に俯瞰できる、リーフレットを官民相互の密接な連携に基づいて作成してください。
2 不登校児童生徒と保護者に、不登校支援の情報が必ず届くよう学校等を通じてリーフレットを配布してください。
3 リーフレット作成後は、誰もが閲覧・ダウンロードできる形で千葉県ホームページに公開してください。
4 県内のすべての市町村教育委員会、学校がリーフレットの内容を深く理解できるよう、研修などの機会が設けてください。
以上
【参考資料】 大分県教育委員会作成 「不登校児童生徒支援プラン」